画像生成AIソフト「AMUSE」を使ってみた。

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前記事でも書きましたが、新しいノートパソコンを購入しました。ブログ記事を書いたり、Officeソフトを使う分には十分過ぎるくらいの機能を備えています。他にもそれなりにパワーを使うソフトがないか探していました。

絵心がない私が興味を示したのは、画像生成AIを試して見たかったのです。

画像生成AIソフトには「Stable Diffusion」があるが・・・

有名なソフトには、「Stable Diffusion」があるのですが、自分のパソコンに導入までにはかなりの手間と知識が必要であり、本格的に行おうとすると初期投資にかなりの出費(10万以上)が必要があることで導入することを諦めました(ノートパソコンパソコンを新調したため。)。また、外部のコンピュータを利用したサービスもあるのですが、それなりの月額使用料が発生するとのことなので、こちらも諦めました。

ネットで色々と探してみたところ、「AMUSE」という画像生成AIソフトがあるとのことで、試しに入れてみようと思ったところです。

「AMUSE」とは?

「AMUSE」とは、ニュージーランドのTensorStack社が開発したソフトで、AMDのCPUやGPUに最適化された画像生成AIソフトとなっており、AMDも協力しているようです。

Amuse
Stable Diffusion Image and Video Generation

このソフトは無料で公開されています。この記事を書いた段階(2025年1月24日)でのバージョンは2.3.2となっていますが、ベータ版になります。ご使用の際には、ベータ版であることをご承知の上、ご使用ください。

ちなみに、「AMUSE」のノートパソコンの推奨仕様は、

  • 24GB以上のRAMを搭載したAMD Ryzen™ AI 300シリーズプロセッサ
  • AMD Ryzen™ 8040 シリーズ プロセッサ (AMD XDNA™ Super Resolution には最新の OEM MCDM および NPU ドライバ アップデートが必要)、32GB の RAM

となっております。私が持っているノートパソコンでは、CPUは対応(Ryzen™ 7 8845HS)していますが、若干RAM(16GB)が足りませんが、動かすことができました(後述しますが、すべて作動する訳ではありません。)。

画像を生成するには

ソフトを立ち上げると、EZ Modeで立ち上がります。

このまま、Prompt(プロンプト)に英語で入力し、Generate Imagesを押すと、自動的に画像生成します。ただ、私の好みの画像が出てこないので、Advanced Modeにしてから、画像を生成しています。

こちらだと、詳しく設定することができます。

Model(画像生成の元となるモデルが入っているセット)を選択することができるので、現実の写真に近い画像を生成したり、アニメっぽい画像を生成することができます。また一部のModelにはネガティブプロンプトの入力も可能です。

プロンプト、ネガティブプロンプトの詳しい説明は省きますが、「Stable Diffusion プロンプト」と検索していただくと詳しい説明を紹介したサイトがたくさんございます。

早速、生成してみた!

「AMUSE」に、プロンプト(いわゆる呪文)を入力(英語になりますが・・・)すれば、思った通りの画像を生成することができます。生成した画像してみたので、乗せてみます。(すべて、モデルはCyberRealistic LCMを使用し、512×768サイズで作成しています。)

プロンプトは、「best quality,masterpiece,a Japanese girl,school uniform,sunny,cherry blossoms,」です。

プロンプトは「best quality,masterpiece,a Japanese girl,{Down vest,sweat shirt},knapsack,Straight pants,forest」です。

プロンプトは「best quality,masterpiece,a fox,Snowfield」です。

絵心がなくても、このように画像を生成してくれます。

いかがでしょうか。手軽に画像生成できるのは、単純に嬉しいし、ブログの画像も簡単に作ることができるので、今後も活用していきたいと思っております。

注意点

このソフトは、前述したとおり、ベータ版です。使用中にソフトが動かなくなる場合もございますので、ご注意ください。

私のノートパソコンでは推奨仕様には満たしておらず、RAMが足りないため、Stable Diffusion3.5などのメモリを多く使用するModelや大きな画像の生成等ができません。AMUSEが推奨する仕様に則ったパソコンを使用することをお勧めします。

詳しい方向けになるのですが、現状ではModelはかなり限定されており、一般的に配られている「safetensors」形式のModelは使用できないようです。AMUSEでは「onnx」形式のModelのみのようです。基本的には、Model ManagerにあるModelを使用することになると思います。

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