私は、現在、ファイナンシャル・プランナーとして独立・開業を目指しています。
そもそもファイナンシャル・プランナーってどういう職業なのか、改めて整理してみます。
ファイナンシャル・プランナーとは?
日本FP協会のHP等では、
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。
ファイナンシャル・プランナー(FP)とは | 日本FP協会
となっています。
しかし、ファイナンシャル・プランナー自体は、業務独占資格ではないので、実際には誰でも名乗れますし、「ファイナンシャル・プランニング」することもできるのです。
では、どのようにファイナンシャルプランナーの技量をどう判断すべきかについては、次の国家資格、民間資格があります。
ファイナンシャル・プランナーの国家資格、民間資格
国家資格(技能検定)として、ファイナンシャル・プランニング技能士という資格があり、等級は1級から3級まであります。
厚生労働省のHPやパンプレットによると
技能検定とは、働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度で、機械加工、建築大工やファイナンシャル・プランニングなど全部で132職種の試験があります。試験に合格すると合格証書が交付され、「技能士」と名乗ることができます。
技能検定制度について |厚生労働省
とされており、職業能力開発促進法第50条第4項の規定において、技能士でない者は、技能士の名称を使用することができません。
実際の試験については、金融財政事情研究会及び日本ファイナンシャル・プランナーズ協会において実施されます。
民間資格として、CFP®とAFPがあり、ともに日本ファイナンシャル・プランナーズ協会で認定しています。なお、CFP®の方が上位資格となります。
国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士は、更新制度がない反面、民間資格であるCFP®とAFPには、継続教育期間があり、2年間のうちに必要単位を取得しない場合、失効となってしまいます。
ちなみに
私は、2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得し、AFPの認定を受けています。