アイキャッチ画像のModelは「Animatix LCM」を使用し、Promptは「masterpiece,best quality,a japanese girl,using PC,image generation AI」を使用しています。

2025年4月16日、AMDのブログにて
最近、画像生成AIソフト「AMUSE」について、ネットにての情報収集がライフワークとなってきています。
いつものように、ネット検索をしていると、とあるブログ記事に目がとまりました。
それは、「AMUSE」を制作するTensorStack社とパートナーを組んでいるAMD社のブログに気になる記事がありました。記事は2025年4月16日で題名は「Experience AMD Optimized Models and Video Diffusion on AMD Ryzen™ AI and Radeon™ with Amuse 3.0」(Google Chromeで日本語訳すると「Amuse 3.0 を搭載した AMD Ryzen™ AI と Radeon™ で、AMD の最適化モデルとビデオ拡散を体験してください。」)という記事になります。
同日に「AMUSE」が3.0にアップデートしていた時に記事もアップしたように思われます。
記事内容については、バージョン3.0によっての新機能や性能向上について記載されていました(こういうときにGoogle Chromeの翻訳機能が重宝されます。)。

上記の画像は、バージョン3.0.1で新たに追加された「Dark Sushi Mix」を使用し、Promptは「masterpiece,best quality,a japanese girl,using PC,image generation AI」を使用しています。

記事中に気になる記述が・・・
記事の中を読んでいると推奨システム要件の項目があり、表にまとめられていました。表を引用し、一部和訳して見たものが以下の表です。
Models AMD Radeon™ グラフィックスカード AMD Ryzen™ AIプロセッサー SD 1.5 and LCM 少なくとも6GBのvRAMを搭載したほとんどのAMD Radeon™グラフィックスカード ほとんどの AMD ラップトップは 16GB の RAM を搭載しています。 SDXL, SDXL Lightning, SD3 Medium, SD 3.5 Medium AMD Radeon™ RX 9070 XT、Radeon 7900 XTX、Radeon 7900 XT、Radeon 7900 GRE、Radeon 7800 XT AMD Ryzen™ AI 300 シリーズ (32GB RAM 搭載)、Ryzen AI™ 395+ MAX シリーズ (32GB RAM 搭載)。(VGM = 16GB) FLUX.Schnell, SD 3.5 Large Turbo AMD Radeon™ RX 9070 XT、Radeon 7900 XTX、Radeon 7900 XT、Radeon 7900 GRE、Radeon 7800 XT AMD Ryzen™ AI MAX+ 395 シリーズ(64GB または 128GB RAM)。(VGM = 48GB) SD 3.5 Large, FLUX.Dev AMD Radeon™ PRO W7900 XT 48GB、Radeon™ PRO W7800 48GB https://www.amd.com/en/blogs/2025/experience-amd-optimized-models-and-video-diffusio.htmlより引用(一部和訳)
この表は、下の行に向かうほど、扱うModelのデータ量が大きく、その処理は非常重く、性能が高いグラフィックボードなどが必要になると思ってください。
この表を見たところ、公式で軽めのModel、Stable Diffusion 1.5とLCM(Latent Consistency Model)であれば、比較的古めのグラフィックボードであっても画像生成することができるとしています。また、私が持っているノートパソコン(ASUS製のVIVOBOOK S(M5406UA))やGPUメモリが8GB搭載したRadeon RX 5500 XT(ASRock製)でも同様に推奨システムの範疇に入ることになりました。
「AMUSE」(バージョンアップ3.0.1)のModelの数は、Stable Diffusion 1.5形式が29、LCM形式が15あるので、好みによって選ぶことができます。
ちなみにですが、「AMUSE」をフルパワー(ModelをStable Diffusion 3.5 Largeや FLUX.Dev使用する場合)に使うのであれは、AMD Radeon™ PRO W7900 XT 48GBまたはRadeon™ PRO W7800 48GBのグラフィックボードを推奨とあります。しかし、価格はAMD Radeon™ PRO W7900 XT 48GBで約100万円!!。個人では手は出ませんね・・・

上記の画像は、バージョン3.0.1で新たに追加された「Meina Mix」を使用し、Promptは「masterpiece,best quality,a japanese girl,using PC,image generation AI」を使用しています。なぜか、「a japanese girl」がかなり影響しているのか、着ている衣装が和装になる確率が高くなります・・・

終わりに
この記事を見ての通り、「AMUSE」の公式サイトの推奨システム以下でも、軽いModelであれば、多少古いグラボ(2世代前くらいですかね)であっても画像生成することができるので、敷居が下がった感じがします。ゴールデンウィーク中でもあるので、お暇な方は、是非ともチャレンジしていただきたいと思っております。

上記の画像は、「Real Cartoon 3D」を使用し、Promptは「masterpiece,best quality,a japanese girl,using PC,image generation AI」を使用しています。アメコミ風の画像を生成してくれるModelなのですが、あまり表現されていないかな?やはり、「a japanese girl」がかなり影響しているのか、着ている衣装が和装になる確率が高くなります・・・
エキスパートモードの解説については、この次にやります。
最後にこの一枚。

上記の画像は、バージョン3.0.1で新たに追加された「PRG」を使用し、Promptは「masterpiece,best quality,a japanese girl,using PC,image generation AI」を使用しています。PRG風な画像が生成されると思ったのですが、映画「リング」の貞子かな?
